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鉄紺の情報まとめや鉄紺への想い、趣味のランニングについて書いたりするブログ

箱根駅伝チームエントリー発表

  • 執筆者の写真: 誇り
    誇り
  • 54 分前
  • 読了時間: 4分

今回は、12月10日に発表された第101回箱根駅伝における東洋大学のチームエントリー選手16名について、学年ごとに分析していきたいと思います。


箱根駅伝
第102回箱根駅伝 東洋大学チームエントリー

4年生:4名

4年生

4年生では、この4名が順当にエントリーされました。


特に岸本選手は、春先から体調不良などでしばらくレースから遠ざかっていたため状態が心配されていましたが、箱根のエントリーに間に合って本当に良かったと思います。やはり上位進出を目指すうえで、彼の存在は欠かせません。ここ2年は岸本選手の走りに助けられてきた部分も大きく、最後の箱根では、その力を存分に発揮してチームに貢献してほしいと期待しています。


他にも前回8区区間2位でチームを浮上させる最高な走りをしてくれた網本主将や前回2区を走り10000mでチーム最速タイムを持つ緒方選手、前回6区を走り上尾ハーフで61分17秒をマークした西村選手がおり、やはり箱根では4年生の力が必要不可欠なので、4人全員が出走し、それぞれの力を発揮して、有終の美を飾ってほしいと願っています。


3年生:5名
3年生

※主なエントリー漏れ選手:田中純


3年生では、期待の田中選手が川越ハーフでの転倒による影響で残念ながらエントリーから外れることとなりましたが、それ以外は順当な5名がエントリーされました。


その筆頭は、学年で唯一箱根駅伝を経験している薄根選手です。前回大会では10区を担当し、スパートは苦手としながらも、ラスト4校によるシード権争いを制し、20年連続のシード権獲得に大きく貢献しました。今季は川越ハーフで自己ベストとなる62分台をマークして優勝するなど、さらなる成長を遂げており、復路の切り札として一層の活躍が期待されます。


そのほかにも、今年の関カレ・ハーフで4位入賞を果たした久保田選手や、全日本予選で活躍し徐々にその頭角を表してきている濱中選手、前回箱根後のハーフで62分台を記録した倉本選手など、楽しみな選手が揃っています。この学年からも、1人でも多く本番での出走を果たしてくれることを期待したいところです。




2年生:5名
2年生

※主なエントリー漏れ選手:馬場アンジェロ光


2年生では、出雲駅伝5区を走った馬場アンジェロ光選手が、残念ながらエントリーから外れることとなりましたが、それ以外は順当な5名が名を連ねました。


その中心となるのが松井選手です。昨年は夏に負った首のヘルニアの影響で三大駅伝への出走は叶いませんでしたが、その後は順調に回復。今季は学生選手権5000mで優勝し、5000m・10000mで自己ベストを更新するなど、昨年春先を彷彿とさせる安定した活躍を見せています。夏合宿も問題なく消化するなど状態は非常に良好です。初駅伝となった出雲1区では、位置取りや駆け引きに苦しみ本来の力を発揮しきれませんでしたが、その後の上尾ハーフでは初ハーフながら61分台を記録。箱根本番に向けて順調に調整が進んでおり、当日の走りが楽しみです。


その他にも、前回大会で5区を担当し、今季は出雲6区で素晴らしい走りを見せた宮崎選手、前回3区を走り今季10000mで28分30秒をマークするなどスピードがついてきている迎選手、前回7区を走り川越ハーフで62分台を記録しスタミナをつけている内堀選手、そして彼らに負けじと着実に力をつけている陳内選手と、実力者が揃っています。この世代は層の厚さが大きな強みと言えるでしょう。


酒井監督からも「4本柱」として絶大な信頼を寄せられており、松井選手は初の箱根駅伝となりますが、残る3人は前回以上にパワーアップした姿を本番で見せてくれることを期待したいです。


1年生:2名
1年生

1年生では、夏合宿で力をつけ、川越ハーフで63分00秒をマークした小野選手と、上尾ハーフで62分53秒をマークした木村選手の2名がそのままエントリーされました。


今年の1年生は、現時点でエースや主力級と呼べる存在が少なく、今後の鉄紺を見据えると戦力面でやや厳しい状況でもありました。その中で、この2名が台頭してきたことは非常に大きな収穫と言えるでしょう。


もし箱根本番で出走の機会があれば、来年以降につながる経験と走りを見せてくれることを期待したいです。


最後に

直近の記録会・ハーフや壮行会からの発言から分かるように、チームの状態は昨年よりも非常に上向きであると思うので、21年連続シード権獲得はもちろん、目標である「総合5位以内」をチーム一丸となって達成して欲しいです。



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